TfasとRebro、結局どっちがいい?15年使い続けたCADオペレーターが比較する

CADフリーランス

設備CADといえばTfas・Rebro・FILDER CeeDなどがありますが、今回は私が15年以上使い続けてきたTfasとRebroを中心に比較します。

なお、私はTfasを15年、Rebroを5年使ってきた経験をもとに書いています。ソフトの全機能を網羅した記事ではなく、フリーランスとして実際に使ってきた感想をお伝えしています。

私のCAD使用歴

まず私のCAD歴を簡単に紹介します。

  • Tfas:もともとCAPEというソフトで、就職時から使用。使用歴は現在15年ほど。
  • Rebro:退職2年前に会社が移行したため使用開始。使用歴は5年ほど。

現在はフリーランスとして両方のソフトを使って仕事をしています。

現場でどちらが多く使われているか

今現在、サブコン各社はRebroへの移行が進んでいます。ただ実際の仕事の依頼を見ると、まだTfasで書いてほしいというところが約7割です。

Rebroへの移行は進んでいますが、Tfasがすぐになくなるわけではありません。私自身はTfasが少しずつ減っていくと予想しているので、Tfasはいつでも解約できる月レンタルにしています。

費用について

両ソフトの費用はこちらです。

  • Tfas:月33,000円(レンタル)
  • Rebro:月14,190円+年1回66,000円(リース)

Rebroの方がトータルコストは安くなります。フリーランスとして独立する際のコストも考慮に入れておきましょう。

一番大きな違いは「管理の仕方」

TfasとRebroで一番違うのは、図面の管理方法です。

Tfasはシート管理
Tfasは衛生配管・空調配管・ダクト・建築平面図・躯体図などをシートに分けて自分で管理します。また、フロア設定がやりにくいため、1階・2階のデータを別ファイルで作成する人が多いです。断面図も別で書くのが一般的で、断面図を修正した場合は平面図も自分で修正する必要があります。

Rebroはレイヤ・フロア・ビュー管理
Rebroはレイヤ管理・フロア管理・ビューで管理します。フロア管理がしやすいため、全フロアを1つのデータで管理できるのが大きな特徴です。容量が重くなるため分けて書く人もいますが、フロアをまとめて管理できる点は大きなメリットです。

この管理方法の違いが、Tfasユーザーが最初にRebroを触ったときに「わけがわからなくなる」原因です。

Rebroの大きなメリット

Rebroの管理方法には大きなメリットがあります。

1階の立ち上がり配管を修正すると2階も自動で変わる。断面図を修正すると平面図も連動して変わる。

Tfasの場合は断面図と平面図が別データなので、片方を修正したらもう片方も手動で修正する必要があります。Rebroはこの手間がなく、その分時短になります。

選択方法もRebroが快適

細かい話ですが、選択方法もRebroの方が圧倒的に楽です。

Tfasではレイヤ選択や条件選択を使うことが多く、不要なものまで選択してしまったときの解除が手間です。一つずつ解除するか、選択解除を繰り返すか。これが地味にストレスになります。

Rebroには系統選択など様々な選択方法があり、必要なものだけをスムーズに選べます。この差は毎日使っていると大きく感じます。

結局どちらがいいのか

正直に言うと、できることは両方ほぼ同じです。平面・断面・3Dはどちらでも描けます。

ただ操作性はRebroの方が時短になると感じています。

これからCADフリーランスを目指す方へのアドバイスとしては、まずTfasを覚えることをおすすめします。理由は仕事の依頼がまだTfasの方が多いからです。Tfasに慣れてからRebroに移行する流れが現実的です。

すでにTfasを使っていてRebroへの移行を検討している方は、管理方法の違いさえ理解できれば、操作自体はすぐに慣れます。最初の戸惑いを乗り越えれば、Rebroの方が作業効率は上がると思います。

まとめ

TfasRebro
費用月33,000円月14,190円+年66,000円
管理方法シート管理レイヤ・フロア・ビュー管理
図面の連動手動修正が必要自動連動
選択方法やや手間系統選択など快適
仕事の需要まだ約7割移行が進んでいる
おすすめ度最初に覚えるべき慣れると時短になる

どちらが正解というわけではありません。両方使えると仕事の幅が広がります。参考にしていただければ幸いです。

タケ|サブコン現場監督11年7ヶ月を経てCADオペレーターとして独立。独立後にシングルファザーとなり、仕事・育児・お金を同時に学んだ実体験をもとに発信しています。

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