【固定費削減②】保険の見直し方|人生が崩壊するリスクにだけお金をかける

お金・節約

保険料、毎月いくら払っていますか?

「なんとなく入っている」「保険会社に勧められるまま加入した」という方は、今すぐ見直した方がいいかもしれません。

私自身、以前は医療保険に加入していたし、貯蓄型保険に月7万円も払っていた時期がありました。1年ほどで解約しましたが、当然元本割れ。今思えば、保険会社に多額の手数料を取られていただけでした。

今の私が払っている保険料は年間約6万1千円(自動車保険年間2万3千円+生命保険月3千円)です。

保険の基本的な考え方

私が保険を考えるときの基準はたった一つです。

「人生が崩壊するレベルのリスクにだけ保険をかける」

これだけです。

車両保険・医療保険・がん保険——これらは確かに出費が発生しますが、人生が崩壊するレベルではありません。

一方で、自動車事故で人を死亡させてしまったら数億円の賠償が発生します。自分が死亡して幼い子どもが残されたら生活が成り立ちません。家が火災で全焼したら何千万という財産が消えます。

これが人生崩壊レベルのリスクです。ここにだけ保険をかければいい。

そもそも日本の健康保険は世界一

「医療保険やがん保険は必要では?」と思う方も多いですが、日本の公的健康保険制度は世界トップクラスです。

  • 医療費は原則3割負担
  • 高額療養費制度があるので、1ヶ月の医療費が一定額を超えた分は戻ってくる
  • 収入によって自己負担の上限が変わる

例えば一般的な収入の方なら、どれだけ高額な治療を受けても1ヶ月の自己負担は約8〜9万円が上限です。

がん保険に入ったからといってがんが治るわけではありません。数百万円が出るだけです。それなら毎月の保険料を貯蓄・投資に回した方が合理的ではないでしょうか。

不要な保険3つ

①医療保険・がん保険

日本の高額療養費制度があれば、医療費で人生が崩壊することはほぼありません。毎月の保険料を貯蓄に回す方が賢明です。

②車両保険

新車であっても私は不要だと考えています。車が廃車になっても人生は崩壊しません。その分の保険料を貯蓄・投資に回しましょう。

③貯蓄型保険・投資型保険

「保険と投資が一緒になってお得」と勧められることがありますが、慎重に考えてほしいです。

貯蓄型保険は、早期解約すると元本割れするケースがほとんどです。長期間続けると利率が出るのは、それだけ時間をかけて運用されているからです。同じ期間、自分でNISAでインデックス投資をした場合と比較してみると、手数料の差は大きいことがわかります。

保険は保険、投資は投資。混ぜないことをおすすめします。

最初から自分でNISAでインデックス投資をした方が、手数料はるかに安く済みます。インデックス投資とはオルカン(全世界株式)やS&P500などの指数に連動した投資信託のことです。証券口座はSBI証券などのネット証券が手数料も安くおすすめです。

ただし投資は必ず余剰資金で行ってください。生活費や緊急資金を投資に回すのは絶対にNGです。まず生活防衛資金を確保してから、余ったお金で投資を始めましょう。投資は自己責任でお願いしますが、長期・積立・分散という基本を守れば初心者でも始めやすいです。

必要な保険3つ

①自動車保険(対人・対物)

自動車事故で人を死亡・重傷させてしまった場合、賠償額は数億円になることがあります。これはまさに人生崩壊レベルです。対人・対物は無制限で加入しましょう。

保険料は毎年相見積もりをして見直しましょう。私の現在の自動車保険料は年間約2万3千円です。

②生命保険(収入保障保険)

子どもがいる方は必須です。自分が死亡したとき、子どもが成人するまで生活に困らない金額をカバーできる保険に入りましょう。

ただし必要以上にかける必要はありません。

ポイントは遺族年金です。自分が死亡した場合、残された家族には遺族年金が支給されます。この金額はねんきんネットや年金事務所で簡単に調べることができます。

遺族年金で補えない不足分だけを生命保険でカバーすればいいのです。保険会社に言われるままに入ると必要以上の保険料を払うことになります。

私がおすすめするのは収入保障保険です。万が一のとき、子どもが成人するまで毎月一定額が支払われる仕組みで、掛け捨て型なので保険料が安いのが特徴です。

私の現在の生命保険料は月約3千円です。遺族年金の額を調べた上で、子どもが成人するまでの必要額を計算して加入しました。詳しくは各保険会社のサイトで確認してください。

③火災保険

賃貸・持ち家の方は必須です。火災で家が全焼すれば何千万という財産が一瞬で消えます。これは完全に人生崩壊レベルのリスクです。

私の保険の変遷

以前の私はこんな状態でした。

  • 医療保険→なんとなく加入
  • 貯蓄型保険→月7万円を支払い
  • 車両保険→加入していた時期あり

保険料だけで毎月かなりの金額を払っていました。

貯蓄型保険は1年ほどで解約しましたが、当然元本割れ。「元本割れっておかしくないですか?」と思いませんか。その差額分が手数料として消えているんです。

今は自動車保険と生命保険だけで年間約6万1千円。保険の考え方を変えてから、毎月数万円が貯蓄・投資に回せるようになりました。

まとめ

保険を見直すときはこの一つの基準で考えてください。

「人生が崩壊するレベルのリスクか?」

  • 自動車保険(対人・対物)→必須
  • 生命保険・収入保障保険(子どもがいる方)→必須・遺族年金を調べてから加入
  • 火災保険(賃貸・持ち家)→必須
  • 医療保険・がん保険→不要
  • 車両保険→不要
  • 貯蓄型・投資型保険→不要

保険の見直しは今すぐできます。まず自分が加入している保険を全部書き出して、「これは人生崩壊レベルのリスクか?」と一つずつ問い直してみてください。

タケ|サブコン現場監督11年7ヶ月を経てCADオペレーターとして独立4年目。独立後にシングルファザーとなり、仕事と育児を両立中。固定費削減を実践しながらフリーランス生活を継続中。

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