個人事業主になって2年目。ようやく仕事が軌道に乗り始めたころ、突然シングルファザーになりました。
「成長するために離婚してください」
意味が分かりませんでした。10回断りました。それでも離婚することになりました。
マイホームを売却し、子供を連れて実家へ。あの時期が、人生で一番しんどかったです。
当時の生活のリアル
離婚後のお金の状況も正直厳しかったです。財産分与、養育費なし、慰謝料なし。手元に残ったお金は多くありませんでした。独立2年目のフリーランスとして、子供を養いながらゼロから立て直す必要がありました。
そのうえ、家事、育児、仕事、保育園の送り迎え、行事、保護者付き合い、子供の体調不良。時間がいくらあっても足りない日々が続きました。
当時のスケジュールはこうでした。
- 朝5時起床・仕事開始
- 保育園の準備・子供の朝の支度
- 午前中〜16時まで仕事(合間に家事・用事)
- 16時以降は家事と子供との時間
- 21時に子供を寝かしつけてから仕事再開
最初は時間の調整が本当に難しかったです。仕事の締め切りと子供の都合が重なるたびに焦りました。子供は親を求めている。でも仕事も待ってくれない。
会社員だったら、こうはいかなかったと思います。上司に頭を下げて早退するか、子供を誰かに任せるかの二択しかなかったはずです。
フリーランスだから乗り越えられた
当時を振り返ると、フリーランスだったから乗り越えられたと思っています。
時間の使い方を自分で決められる。それが唯一の救いでした。
子供の体調不良で保育園から呼び出しがあっても、自分でスケジュールを調整できる。行事に参加しても、その分を朝や夜に取り返せる。会社員だったら、仕事か育児かの二択を迫られる場面が、フリーランスなら「順番を変える」だけで対応できることが多かったです。
もちろん収入の不安はありました。特に離婚直後は精神的にも追い詰められていました。それでも続けられたのは、時間の主導権が自分にあったからだと思っています。
段々と慣れてきた
最初は朝5時起きで必死にこなしていましたが、段々と自分のリズムが掴めてきました。
今は夜型にシフトして、子供が寝た後にまとまった仕事時間を確保しています。朝は子供との時間を大切にする。夜は集中して仕事する。このリズムが今の自分には合っています。
完璧にはほど遠いです。今でも時間が足りないと感じる日はあります。でも、あの頃の「どうにもならない感覚」は薄れてきました。
同じ境遇の方へ
シングルファザーで仕事をしながら子育てをしている方、または今まさにそういう状況に置かれようとしている方へ。
しんどいのは、あなたが弱いからじゃないです。単純に、やることが多すぎるんです。
私が唯一お伝えできるのは、時間の自由度を上げることが、最大の解決策だったということです。
フリーランスという働き方が全員に合うとは思いません。でも「時間の主導権を持つ」という選択肢を知っておくことは、誰にとっても意味があることだと思っています。
まだ答えは出ていないけれど、子供と一緒に少しずつ前に進んでいます。
タケ|サブコン現場監督11年7ヶ月を経てCADオペレーターとして独立。独立後にシングルファザーとなり、仕事・育児・お金を同時に学んだ実体験をもとに発信しています。


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