みなさんは人生の6大固定費をご存じですか。
家・車・保険・通信費・税金・サブスク。
この6つを見直すだけで、家計が劇的に変わります。今日はこの中で、特に見落とされがちな「車」について話していきます。
まず、あなたは何のために車を持っていますか?
車を持つ理由は大きく2つに分かれます。
①移動手段として持っている
生活に必要だから持っている。できれば維持費を抑えたい。
②車が好きで持っている(浪費)
見た目・性能・ブランドにこだわっている。
②の浪費として持っている方は、全然悪いことではありません。自分の好きなことにお金を使うことは生活を豊かにします。家計管理をきちんとして黒字であれば、私は問題ないと思っています。
ただし車のローンだけはやめてください。借金は人を馬鹿にします。
今日の話は主に①の「移動手段として持っている方」に向けた内容です。
車にかかる生涯コストの衝撃
移動手段として車を持っている人でも、こんな気持ちはありませんか?
- どうせ乗るなら新車がいい
- かっこいい車に乗りたい
- 性能の良い車がいい
その気持ちはよくわかります。でも、車にかかるお金を生涯で計算すると、その金額に驚くはずです。
20歳から70歳まで50年間車を持ち続けた場合の生涯コストの目安です。
| 費目 | 目安金額 |
|---|---|
| 車両本体代(7年ごとに買い替え) | 約1,500〜2,000万円 |
| ガソリン代 | 約500〜600万円 |
| 自動車保険料 | 約400〜500万円 |
| 駐車場代 | 約600〜700万円 |
| 税金(自動車税・重量税) | 約400〜500万円 |
| 車検・メンテナンス費用 | 約200〜300万円 |
| 合計 | 約4,000〜5,000万円 |
月に換算すると約6〜8万円です。
予想以上にお金がかかるんだなーと思いませんか?
では何をすればいいのか?4つのアクション
①できるだけ車を持たない努力をしよう
私は田舎に住んでいるので車は必需品です。でも都市部に住んでいる方は、車を持たない選択肢もあります。
以前都会に住んでいたときは、車なしで余裕で生活できていました。必要なときだけレンタカーやタクシーを使えばいいんです。
車を所有すると月に6〜8万円かかると考えれば、月に何回かレンタカーを借りても十分安いものです。
また都市部では駐車場代だけで月2〜3万円かかることも珍しくありません。田舎なら駐車場代がかからない分、その差はさらに大きくなります。
②車を所有するなら中古車(リセールバリューが高い車)を選ぼう
今の車は性能が良いので、10年前の車でも全然走りますし、壊れません。移動手段として買うなら中古車で十分です。
私自身、現在は10年落ちの中古ディーゼル車に乗っています。燃費が良く軽油なのでガソリン代も節約できています。もともと軽自動車を探していましたが、中古でも軽は高い。税金なども含めてトータルで考えると、コンパクトカーの方がコスパが良いという結論になりました。
以前は新車に乗っていましたが、移動手段としては贅沢だったなと今になって思います。
中古車を選ぶならリセールバリューが高い車種を選ぶのがポイントです。売るときに高く売れる車は、実質的な維持コストが低くなります。
また車を売るときは一括見積もりを使いましょう。1社だけに査定させると相場より安く売ってしまうことがあります。
注意:13年超の車は税金が上がります。新車登録から13年を超えると自動車税・重量税が約15〜20%重課されます。車の買い替えを検討するタイミングの目安にしてください。
③自動車保険を毎年見直そう
自動車保険は毎年いい会社が変わります。同じ補償内容でも保険会社によって数万円単位の差が出ることがあります。毎年相見積もりをして見直しましょう。
また車両保険は中古車なら不要です。
車両保険は自動車保険料の30〜50%を占める部分で、あり・なしで年間数千円〜数万円の差が出ます。新車なら事故が怖いから入りたくなりますが、中古車なら車の価値も低いので不要です。
そもそも車が廃車になっても人生は崩壊しません。車両保険の保険料分をしっかり貯蓄・投資に回しましょう。
④車検・ガソリンは「合理的に」選ぼう
車検について
車検はディーラーに出すと安心感はありますが、費用が高くなりがちです。信頼できる地元の整備工場や中古車販売店に出すと同じ品質でコストを抑えられることがあります。複数社に見積もりを取ることをおすすめします。
ガソリンについて
1円でも安いガソリンスタンドを求めて15分かけて遠回りする人がいますが、実際に計算するとたいした差にはなりません。それなら時間を大切にした方がいいと私は思っています。基本的には近くのスタンドで入れるか、ついでに寄れるスタンドで入れるのが合理的です。
まとめ
車は生涯で4,000〜5,000万円かかる大きな固定費です。移動手段として持つなら以下を意識しましょう。
- 都市部なら車を持たない選択肢を検討する
- 車を持つなら中古車(リセールバリューが高い車種)を選ぶ
- 自動車保険は毎年相見積もり、車両保険は中古車なら不要
- 車検は信頼できるお店で相見積もりを取る
- ガソリンは時間をかけて探すより近場で入れる方が合理的
固定費を下げることは、収入を増やすことと同じ効果があります。車の見直しだけで月に数万円の節約になる可能性があります。
タケ|サブコン現場監督11年7ヶ月を経てCADオペレーターとして独立4年目。独立後にシングルファザーとなり、仕事と育児を両立中。固定費削減を実践しながらフリーランス生活を継続中。


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